雑学

一刻の長さは昼夜と季節で違うんです!江戸の時間と和時計

2018年11月28日

和時計

 

こんにちは。アヒルのマー君です。

先日、東京都の墨田区にある時計の博物館「セイコーミュージアム」に行ってきました。
(現在、「セイコーミュージアム」は銀座に移転しています)

その中に「和時計」のコーナーがあるんですけど、そこでビックリなことを知りました。

・江戸時代の時間の単位である「一刻(いっとき)の長さが昼と夜で違う。
(季節によっても変わる)
→江戸時代の時間制度は「不定時法」という方法だった。

・「不定時法」に対応した時計のことを和時計と言う。

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1.定時法と不定時法

時刻制度には「定時法」と「不定時法」があります。

現在の日本では「定時法」を採用していますが、江戸時代には「不定時法」を採用していました。

定時法:一日を均等に分割する。

不定時法:一日を昼と夜に分けて、それぞれを均等に分割する。

不定時法」では、一日を昼と夜に分けるのですが、春分と秋分以外は昼と夜の長さは同じではありません。

このため、「不定時法」による昼と夜の時間の長さは、季節によって変わってしまいます。

不定時法の夏至と冬至

 

2.和時計の工夫

和時計というと「日本で作られた和風なデザインの時計」くらいにしか思っていませんでした。

それはそれで間違いではないんですが、和時計は「不定時法」に合わせて色々な工夫されいる時計なんです。

<工夫例>
・文字盤を入れ替える
・昼と夜で分銅を使い分ける

江戸時代の日本以外にも「不定時法」を採用していた国が他にも合ったようなのですが、時計を導入する際に「定時法」に時間制度を変更していました。

ところが、江戸時代の日本は時計の方を「不定時法」に合わせて作ってしまったのです。

西洋との考え方の違いと言いましょうか、「ものづくり日本」のスピリッツは、江戸時代からすでに始まっていたんですね。日本の職人の人たちは、すごいですね。

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3.最後に

最後まで読んで頂きありがとうございました。

<今回学んだこと>
・「一刻(いっとき)の長さが昼と夜、そして季節で違う。
→これを「不定時法」という
・和時計は「不定時法」に対応した時計のことをと言う。

そもそも、「不定時法」という時間の決め方があるというを知りませんでした。

「世の中って、まだまだ知らないことがいっぱいあるんだな」と思った一日でした。

ちなみに、東京都の上野にある「国立科学博物館」にも不定時法と和時計に関して解説しているコーナがありました。

<セイコーミュージアムのHP>
外部サイト:セイコーミュージアムのホームページ

<参考資料>
セイコー時計資料館蔵 和時計図録

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